分散型電源の一斉解列時における多段負荷融通

カテゴリ: 部門大会

論文No: 425

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): Multi-Stage Load Transfer in Simultaneously Disconnecting Dispersed Generators

著者名: 河野 源(福井大学),高野 浩貴(福井大学),林 泰弘(福井大学),松木 純也(福井大学)

著者名(英語): Hajime Kono(University of FUKUI),Hirotaka Takano(University of FUKUI),Yasuhiro Hayashi(University of FUKUI),Junya Matsuki(University of FUKUI)

キーワード: 多段負荷融通|分散型電源|一斉解列|運用制約|Multi-Stage Load Transfer |Dispersed Generators|Simultaneously Disconnecting |Operational Constraints

要約(日本語): 複数の分散型電源が連系された配電線において、事故で分散型電源が一斉解列した際には、線路の過負荷などの供給支障が発生する恐れがある。そこで、本稿では、配電線事故により分散型電源が一斉解列した際に、多段負荷融通に基づき復旧目標系統構成、ならびに、復旧手順を決定する手法を提案する。ここでいう多段負荷融通とは、供給支障が生じた配電線の区間負荷を隣接する他の配電線へと系統全体の供給支障が解消されるまで負荷を移行することをさす。提案手法の妥当性を検証するために、系統モデル上で分散型電源の一斉解列時における多段負荷融通による事故復旧の数値計算を行なった。

PDFファイルサイズ: 2,163 Kバイト