既存電源と分散型電源との協調による周波数制御に関する検討 - 調整能力の定量的評価 -

カテゴリ: 部門大会

論文No: 471

グループ名: 【B】平成16年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2004/08/05

タイトル(英語): A Study on Frequency Control by Cooperating Dispersed Generators with Existing Generators-quantitative evaluation of regulation ability-

著者名: 金沢拓朗 (北海道大学),北裕幸 (北海道大学),田中英一 (北海道大学),長谷川淳 (函館工業高等専門学校)

キーワード: FRIENDS|周波数制御|逆SKH法逆SKH法|FRIENDS|Frequency Control|Inverse SKH method

要約(日本語): 近年、需要家ニーズの多様化などにより分散型電源(DG)が系統に連系されている。また、将来の電力系統にはDGが多数連系されることが予想され、それらDGが系統へ悪影響を与えることなく、むしろ系統運用へ貢献するようなシステムが望まれると考えられる。
　著者らはこれまで、FRIENDSの概念を用いることでDGや電力貯蔵装置(ESS)が需給調整に貢献するシステムを提案し、その制御性の検討を行ってきた。本研究では、これまで提案してきたシステムを用い、DG,ESSが需給調整に貢献することで既存の周波数制御用発電機の調整能力(必要容量、必要速度)、さらには系統全体の電源の調整能力を算出することで、DG,ESSの効果を定量的に求めることを目的としている。

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