並列バンクに関する制約を考慮した最適潮流計算

カテゴリ: 部門大会

論文No: 10

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Parallel Connected Transformers Operation Constrained Optimal Power Flow

著者名: 多田 泰之(東京電力),河合 一郎(東京電力)

著者名(英語): Yasuyuki Tada(Tokyo Electric Power Company),Ichiro Kawai(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: 最適潮流計算|定式化|並列バンク並列バンク|Optimal Power Flow|Formulation|Parallel Connected Transformers

要約(日本語): 規制緩和の進展に伴い、わが国の電気事業は多様な事業形態が混在する競争環境へと移行しつつある。このような競争環境においては電力系統の計画・運用について客観的かつ高精度に解析、評価することは必須の課題である。最適潮流計算はこの課題を解決するための一手法であるが、本稿では、最適潮流計算がより運用実態に則した解を導き出すために、並列バンクにおける変圧器タップと調相設備に関する制約を考慮し、その定式化手法について提案した。さらに、新たな制約を考慮することにより制約式や計算時間の増加が懸念されるところであるが、実際には計算時間を削減することが可能であることも明らかにした。

PDFファイルサイズ: 4,010 Kバイト