一機無限大母線系統シミュレータを用いた発電機励磁系のVSS制御効果の検討
一機無限大母線系統シミュレータを用いた発電機励磁系のVSS制御効果の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 20
グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2005/08/10
タイトル(英語): A study on Effect of VSS Control of Generation Excitation System
using Single Machine Infinite Bus System Simulator
著者名: 高木 雅昭(横浜国立大学),原 亮一(横浜国立大学),佐藤 敏之(横浜国立大学),大山 力(横浜国立大学)
著者名(英語): Masaaki Takagi(Yokohama National University),Ryoichi Hara(Yokohama National University),Toshiyuki Sato(Yokohama National University),Tsutomu Oyama(Yokohama National University)
キーワード: 電力系統安定化|発電機励磁制御|スライディングモード制御|最適超平面|power system stabilization |generation excitation|sliding mode control|optimal hyper plane
要約(日本語): ロバスト性をもつ制御系の一つにVSS理論と呼ばれているものがあり、その中で最も体系化されているのがスライディングモード制御理論である。VSS理論最大の特徴は、制御系の定数に二つ以上の値を持たせ、その値を状態空間内に設定した切換超平面によって切り換える点である。この切り換えによって構造の異なる系が超平面を境に存在することになり、今までとは全く違う希望する動特性を得ることができる。
先に著者らは発電機励磁系にスライディングモード制御を用いた場合の有効性について検証を行っているが、超平面の設計に極配置法を用いていたので、試行錯誤による設計を行っていた。本論文では最適制御理論に基づく切換超平面の設計を用いることで、システマテックに超平面を求めることを試みた。また、本制御理論の有効性についてシミュレーションベースと実機ベースの両方で確認した結果、両者の結果共事故によって起きた動揺を効果的に抑えることができ、提案した手法の有用性を示すことができた。
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