大容量風力発電が導入された電力系統における周波数制御のための蓄電池容量評価に関する基礎的検討
大容量風力発電が導入された電力系統における周波数制御のための蓄電池容量評価に関する基礎的検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 25
グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2005/08/10
タイトル(英語): Basic Study on Battery Capacity Evaluation for Frequency Control in Power System
with a Large Penetration of Wind Power Generation
著者名: 村上 明子(東京大学),横山 明彦(東京大学),多田 泰之(東京電力)
著者名(英語): Akiko Murakami(The University of Tokyo),Akihiko Yokoyama(The University of Tokyo),Yasuyuki Tada(TEPCO)
キーワード: 電力系統|分散型電源|風力発電|蓄電池|Power System|Distributed Generation|Wind Power Generation|Battery System
要約(日本語): 近年、風力発電や太陽光発電などの自然エネルギーは、二酸化炭素排出量を軽減するものとして系統への導入が大いに期待されている(1) (2)。しかしながら、これら分散型電源の系統への導入が進むにつれて、系統周波数変動など系統への悪影響が懸念されるようになっている。一方、これらの問題を解決する手段として、NAS 電池やRedox Flow 電池などの電力貯蔵技術が検討されている。
そこで、本稿では、系統へ大容量の風力発電機が導入された際に、蓄電池を用いて、LFCとの協調を図りつつ、系統周波数を規定値内に抑えることを想定し、上記を達成するため、蓄電池システムのコスト面を考慮し、蓄電池システムに必要な変換器容量(MW)と蓄電池の最小貯蔵容量(MWh)を効率的に算出する手法を提案する。
PDFファイルサイズ: 4,612 Kバイト
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