ループ状配電系統潮流計算への三相繰返潮流計算手法の適用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 104

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Application Three-phase Iterative Method to Load Flow Calculation in Looped Distribution System

著者名: 林 泰弘(福井大学),松木 純也(福井大学),細川 慎平(福井大学),多田 泰之(東京電力)

著者名(英語): Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Junya Matsuki(University of Fukui),Shinpei Hosokawa(University of Fukui),Yasuyuki Tada(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: ループ状配電系統|潮流計算|三相繰返潮流計算手法三相繰返潮流計算手法|Looped Distribution System|Load Flow Calculation|Three-Phase iterative Load Flow Calculation method

要約(日本語): 　将来の分散型電源の多数台連系に対する供給信頼度を確保するために,配電ネットワークをループ運用する研究がなされている。この場合,ループ状配電系統の簡便な潮流解析技術が必要となってくる。これまで,著者らは,樹枝状配電系統の潮流計算手法として,負荷電流の足しこみと電圧降下の差し引きの繰り返しだけを用いた三相繰返潮流計算法を提案している。
　本稿では,ループ状配電系統の潮流計算を三相繰返潮流計算手法を用いて実施する方法について提案し,ループ状配電系統モデル上での数値計算を通して提案方法の妥当性を検証する。また,従来手法であるNewton-Raphson法との計算精度の比較も行ったので報告する。

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