配電ネットワーク構成の多面的評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 115

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Multipronged Evaluation for Distribution Network Configuration

著者名: 川崎 章司(福井大学),林 泰弘(福井大学),松木 純也(福井大学),宮崎 輝(東京電力),小林 直樹(東京電力)

著者名(英語): Shoji Kawasaki(University of Fukui),Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Junya Matsuki(University of Fukui),Teru Miyazaki(Tokyo Electric Power Company),Naoki Kobayashi(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: 標準配電系統モデル|配電損失|電圧歪率|電圧不平衡率|放射状構成|Standard Distribution System Model|Distribution Loss|Harmonic Distortion|Voltage Imbalance Rate|Radial Configuration

要約(日本語): 配電系統は樹枝状系統が基本となっており、必ずしも系統の配電損失や電力品質の向上を考慮した構成となっているわけではない。本研究では、実データに基づいて構築した標準配電系統モデルにおいて、組み合わせ最適化手法および電磁過渡現象解析プログラムEMTPを用いて配電損失面および電力品質面(電圧歪率、電圧不平衡率)から見て最適な系統構成候補を求める。配電系統に多数存在する開閉器のオンオフの組み合わせによる膨大な系統構成候補の中から配電損失が少ない上位の候補を抽出して行った各解析結果を基に、配電損失面、電圧歪率面および電圧不平衡率面の3つの観点から評価指標を定めて総合的に評価した多面的評価を行い、総合バランス的に見て最適な系統構成を決定する。

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