系統分割を考慮したGAとTSの融合による電圧無効電力制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 156

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Voltage and Reactive Power Control by Integrating Genetic Algorithm and Tabu Search Considering System Decomposition

著者名: 直井 健二(東海大学),青木 秀憲(東海大学),水谷 芳史(東海大学)

著者名(英語): Kenji Naoi(Tokai University),Hidenori Aoki(Tokai University),Yoshibumi Mizutani(Tokai University)

キーワード: 電圧無効電力制御|遺伝的アルゴリズム|タブサーチ|系統分割|Voltage and Reactive Power Control|Genetic Algorithm|Tabu Search|System Decomposition

要約(日本語): 　近年、電力系統は電気エネルギー需要の増大と共に電源の偏在化、巨大・複雑化が増している。そのため、無効電力設備等によって制約条件を満足しながら電力損失を軽減し、より多くの電力を輸送するための制御手順を求める電圧無効電力制御(VQC)問題が重要になっている。　　
　これに対し、本研究室では遺伝的アルゴリズム(GA)を用いて、少ない制御回数で電力損失の軽減を図る中央VQCを開発し、その有効性を立証した。
　本論文では、GAを用いて制御手順を求めるとき、大規模系統の分割処理と最近注目されているメタヒューリスティックの一つであるタブサーチ(TS)とGAを融合した手法を提案する。これにより従来のGAより適応度の改善を図っている。

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