適応型PSSによる広域電力系統の定態安定度向上効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 180

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Enhancement of Steady State Stability by Adaptive PSS in Wide-Area Power System

著者名: 杉原 俊雄(東京大学),横山 明彦(東京大学)

著者名(英語): Toshio Sugihara(University of Tokyo),Akihiko Yokoyama(University of Tokyo)

キーワード: PSS|適応制御|定態安定度|広域|固有値|PSS|Adaptive Control|Steady State Stability|wide area|eigenvalue

要約(日本語): わが国の中西系統でみられる長周期・弱制動の動揺現象は、ときに大きな過渡現象が起こらなくても、発生しうることが知られている。このような動揺現象は、定態安定度が限界に近い電力系統に、微小な振動が加わることにより起こるとも考えられる。本研究では、動揺を観測することで不安定さを感知し、適応型PSSを用いて定態安定度を向上させ、動揺を抑制するシステムの構築を目指す。定態安定度が限界付近にある系統モデルを用いて、系統に微小な外乱を加えて動揺現象を模擬し、動揺波形を同定してモデルを推定することで、PSSパラメータの設計に役立てた。

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