FRIENDSにおける複数QCCの自律分散運用に基づく自立系統運用時の需給調整

カテゴリ: 部門大会

論文No: 194

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Balancing between Supply and Demand in an Isolated System Based on Distributed Autonomous Operation of QCCs in FRIENDS

著者名: 高橋 一仙(北海道大学),北 裕幸(北海道大学),田中 英一(北海道大学),長谷川 淳(函館工業高等専門学校)

著者名(英語): Kazunori Takahashi(Hokkaido University),Hiroyuki Kita(Hokkaido University),Eiichi Tanaka(Hokkaido University),Jun Hasegawa(Hakodate National College of Technology)

キーワード: FRIENDS|電力改質センター|QCC自立系統|ガバナフリー運転|FRIENDS|Quality Control Center|Isolated System by QCCs|Gavernor Free

要約(日本語): 将来の配電システムとして、高柔軟・高信頼電気エネルギー流通システム(FRIENDS)が提案されている。FRIENDSでは需要家近傍に電力改質センター(QCC)を設置することで様々な機能が実現可能となる。また、FRIENDSでは上位系統の事故等によりQCC群が受電できない場合、複数のQCCが連系し、QCC内に設置される分散型電源、エネルギー貯蔵装置が主電源となり自立系統運転を行うことになる。本稿では、QCC自立系統運転において、従来の基幹系統における周波数制御の概念を応用し、周波数偏差を用いて各QCCが自律的な負荷配分を行う需給調整法を提案し、シミュレーションによりその効果を確認する。

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