回転型周波数変換装置の需給制御への応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 214

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Application of Rotary Frequency Converter for Supply and Demand Control

著者名: 小野 智学(芝浦工業大学),藤田 吾郎(芝浦工業大学),中村 哲廣(芝浦工業大学),横山 隆一(法政大学),白井 五郎(法政大学)

著者名(英語): Tomosato Ono(Shibaura Institute of Technology),Gorou Fujita(Shibaura Institute of Technology),Akihiro Nakamura(Shibaura Institute of Technology),Ryuichi Yokoyama(Hosei University),Gorou Shirai(Hosei University)

キーワード: 回転型周波数変換装置|風力発電|需給制御|負荷周波数制御|Rotary Frequency Converter|Wind Power Generation|Supply and Demand Control|Load Frequency Control

要約(日本語): 地球温暖化が深刻になりつつある今日,CO2削減対策として風力発電が注目されている。日本でも2010年までに風力発電設備の導入量を3000MWまで普及させる目標を掲げており,2003年時点で約680MWの導入に成功している。しかし風力発電は風況によって発電機出力が変動するという問題があり,設備導入量が増加すると電力品質が著しく悪化する。そこでこの対策の一案として風力発電による出力変動を緩衝させる新方式の安定化装置を提案すると共に,本装置をLFC制御に加えた場合の周波数安定性に付いてMATLAB/SIMULINKを用いて検討した。検討の結果,商用系統の周波数動揺を抑制する効果があることが判明した。

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