リング状風力避雷システムの開発-縮小実験とFDTD解析の比較-

カテゴリ: 部門大会

論文No: 249

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Development of a Ring-shaped Lightning Protection System for Wind Turbine – Comparison between Downsized Examination and FDTD Calculation -

著者名: 藤井 利昭(関西大学),吉岡 卓磨(関西大学),安田 陽(関西大学)

著者名(英語): Toshiaki Fujii(Kansai University),Takuma Yoshioka(Kansai University),Yoh Yasuda(Kansai University)

キーワード: 風力発電|耐雷|接地|雷サージ|FDTD法|Wind Power Generation|Lightning Protection|Grounding|Lightning Serge|FDTD Method

要約(日本語): 風力発電はクリーンエネルギーとして,我が国でも急速に需要量が増加している一方,風力発電の落雷被害も近年急速に問題視されており,我が国独自の環境に適した落雷対策が議論されている。そこで筆者らは,風車ブレードおよびナセル・タワー内部の発電機や低圧機器の絶縁破壊・焼損を防ぐ方法として,2つのリング状電極を用いてタワー内部に雷電流経路を作らない新しい耐雷システムを提案している。
本報告では,縮小モデルを用いたインパルス実験を行い,更に電磁界解析手法の1つであるFDTD法を用いて,リング状電極・風車ナセル・タワーを模擬した解析を行い,両者の結果を比較し,提案システムの耐雷効果および有用性を考察する。

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