モーメント法による単相撚り線のコモンモードサージ解析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 291

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Surge Analysis in Common Mode of Twisted-pair Wires

著者名: 加藤正平 (東洋大学)

著者名(英語): Shohei Kato(Toyo University)

キーワード: サージ|対より線|モーメント法モーメント法|Surge|Twisted-pair Wires|Method of Moment

要約(日本語): 配電線路や制御機器の配線に使用する撚り線のサージ特性を調べるために、数値電磁界解析法の1つであるモーメント法を使用して、単相の被覆電線の電磁界解析を行った。ディファレンシャルモードについてはすでに報告したが、大地(アース)に対するサージ特性は未検討であった。本報告では、大地に対するサージ電圧が、撚り線の撚り数によって、どのように変化するかを扱う。解析結果によれば、地上高の影響はディファレンシャルモードではほとんど現れないのにたいして、コモンモードでは現れることがわかった。また、撚り数によるサージ特性の変化はメートルあたり数10回以上でないければ、平行線路として考えてよい。

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