実劣化ケーブルにおける水トリーと交流重畳電流及び交流損失電流との関係

カテゴリ: 部門大会

論文No: 317

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Relation between AC Superposition Current and AC Loss Current of Deteriorated 6.6kV XLPE Power Cables.

著者名: 堀田 昌弘(矢崎電線),田澤 和俊(矢崎電線),下山 博(矢崎電線),高橋 公嗣(矢崎電線),橋詰 俊成(矢崎電線),仁田 眞(矢崎電線),遠山 和之(沼津工業高等専門学校),熊澤 孝夫(中部電力)

著者名(英語): Masahiro Hotta(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),Kazutoshi Tazawa(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),hiroshi Shimoyama(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),Kouji Takahashi(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),Toshinari Hashizume(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),Makoto Nitta(Yazaki Electric Wire Co.,Ltd),Tohyama Kazuyuki(Numazu National College of Technology),Takao Kumazawa(Chubu Electric Power Co.,Inc)

キーワード: CVケーブル|診断|水トリー|交流重畳法|交流損失電流|XLPE Power Cables|Diagnostic|Water Tree|AC Superposition Current Method|AC Loss Current

要約(日本語): 　CVケーブルの絶縁診断法のうち、水トリーが電気的に非線形性な特性をもつことを利用した診断法が幾つか開発され、実用化されている。この水トリーの非線形な特性は、劣化の進展と良い相関があると予想されるものの、その詳細は不明な点が多い。非線形な特性にはこれまでにない劣化の情報を含んでいる可能性もあり、寿命推定の精度向上に対する期待は大きい。本論文では、水トリーの損失電流に着目し、種々の調査を行った結果について報告する。

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