変圧器残留磁束減衰特性の実験的検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 370

グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2005/08/10

タイトル(英語): Experimental Verification about the Decrement Characteristic of Transformer Residual Flux

著者名: 和山 亘(電力中央研究所),宜保 直樹(電力中央研究所),浅田 実(電力中央研究所),竹中 清(電力中央研究所),本山 英器(電力中央研究所),森田 博信(東北電力),有松 健司(東北電力),本間 仁(東北電力)

著者名(英語): Wataru Wayama(Central Research Insutitute of Erectric Power Industry),Naoki Gibo(Central Research Insutitute of Erectric Power Industry),Minoru Asada(Central Research Insutitute of Erectric Power Industry),Kiyoshi Takenaka(Central Research Insutitute of Erectric Power Industry),Hideki Motoyama(Central Research Insutitute of Erectric Power Industry),Hironobu Morita(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Kenji Arimatsu(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Hitoshi Honma(Tohoku Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: 変圧器|残留磁束|励磁突入電流励磁突入電流|Transformer|Residual Flux|Magnetizing Inrush Current

要約(日本語): 無負荷変圧器を系統に連系する場合,変圧器鉄心の残留磁束や,連系遮断器投入時の電圧位相に依存して過大な突入電流が発生する。連系遮断器開放後の残留磁束は,変圧器鉄心の励磁特性や,遮断器開放の際の回路状態に影響される。本稿では,連系遮断器開放後の残留磁束の減衰特性を把握することを目的に,遮断器の開放から投入までの時間をパラメータとして開放投入試験を実施し,減衰特性を実験的に検証した結果を示している。実験結果より,10日程度の期間では残留磁束は減衰しないことを明らかにした。

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