アルミニウム高安定化超電導導体中の過渡ホール電流に関する数値解析
アルミニウム高安定化超電導導体中の過渡ホール電流に関する数値解析
カテゴリ: 部門大会
論文No: 378
グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2005/08/10
タイトル(英語): Numerical analysis of transient Hall current in large aluminum stabilized superconductor
著者名: 大屋 正義(京都大学),白井 康之(京都大学),塩津 正博(京都大学),今川 信作(核融合科学研究所)
著者名(英語): Masayoshi Ohya(Kyoto University),Yasuyuki Shirai(Kyoto University),Masahiro Shiotsu(Kyoto University),Shinsaku Imagawa(National Institute for Fusion Science)
キーワード: 超電導導体|ホール電流|アルミニウム安定化材|過渡安定性|Superconductor|Hall Current|Aluminum Stabilizer|Transient Stability
要約(日本語): 核融合科学研究所の核融合実験装置(LHD)のヘリカルコイルでは、定格電流よりわずかに小さい電流値において、熱擾乱によって発生した短い常電導部がコイル巻き線の片側のみに一時的に伝播し、低磁場領域に至って消滅する現象(片側伝播現象)が観測されている。LHD導体はNbTi/Cuのラザフォードケーブルを高純度のアルミニウムによって安定化した非対称断面を持つ複合超電導導体であり、これまでに他研究者等により導体構造に基づいた片側伝播現象のモデル化や数値解析が行われてきたが未だ現象解明には至っていない。このため本研究では片側伝播現象解明への手がかりを得るために、常電導転移時の電流拡散過程を考慮して、LHD導体中を流れるホール電流について過渡数値解析を行ったので、その結果について報告する。
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