CIC導体の素線変位と長時定数損失の検討
CIC導体の素線変位と長時定数損失の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 379
グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2005/08/10
タイトル(英語): Investigation of current loops due to transpostion of strands in CIC conductor
著者名: 谷貝剛 (東北大学),佐藤秀成 (東北大学),津田理 (東北大学),濱島高太郎 (東北大学),布谷嘉彦 (日本原子力研究所),高橋良和 (日本原子力研究所),奥野清 (日本原子力研究所)
キーワード: ケーブル・イン・コンジット|素線変位|結合電流|長時定数|素線間接触|Cable In Conduit|strand deposition|coupling current|long time constant|contact between strands
要約(日本語): ケーブル・イン・コンジット導体は、直径1mm程度の超電導素線が数100~数1000撚り線され、金属のケースに収納されている導体で、核融合マグネットなどに用いられる。製作の過程で導体には圧縮力が加わるため、素線の配置は幾何学的に対称な位置から不規則に変位している。交流磁界中で用いると、素線間を横切って流れる結合電流の時定数に、数100sec程度の長時定数の成分が観測されており、素線変位による素線間接触抵抗の減少が関係していると考えられているが、詳細な実験に基づく解析は未だ行われていない。そこで、本研究では、81素線のCICサンプル導体を10mm間隔で切断し、素線の軌跡を詳細に調査することによって、素線間接触を定量的に解析し、結合電流時定数を検討する。
PDFファイルサイズ: 1,470 Kバイト
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