シリコーンゴムの汚損環境下におけるエロージョン痕の形状的検討
シリコーンゴムの汚損環境下におけるエロージョン痕の形状的検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 393
グループ名: 【B】平成17年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2005/08/10
タイトル(英語): A 3-Dimensional Study on Erosion of Silicone Rubber under Polluted Conditions
著者名: 西川 剛央(横浜国立大学),尾崎 忠義(横浜国立大学),西村 誠介(横浜国立大学)
著者名(英語): Takeo Nishikawa(Yokohama National University),Tadayoshi Ozaki(Yokohama National University),Seisuke Nishimura(Yokohama National University)
キーワード: エロージョン|シリコーンゴム|汚損がいし|局部アーク|Erosion|Silicone Rubber|Polluted Insulator|Arc Discharge
要約(日本語): 本報告はシリコーンゴムのエロージョン劣化痕に及ぼす充填剤配合の影響についての実験を主題とする。従来のエロージョンによる重量減少量に加えて、エロージョン劣化痕の進展状況を形状の面から把握することの重要性を確認した。充填剤配合割合とその表面処理がエロージョン劣化痕に及ぼす影響を体系的に調査した。エロージョン劣化痕の進展は大きく分けて集中型と拡散型がある。特に集中型のエロージョン劣化においてはその最深部はカバー材の穿孔につながるため注意を要する。最大深度は表面処理によって緩和される。また、充填剤配合割合には必ずしも依存しない。むしろ、ポリマーと充填剤との接合部の密着性に依存するという所見を得た。
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