住宅用コジェネにおける余剰電力逆潮流の省エネ効果に関する一考察
住宅用コジェネにおける余剰電力逆潮流の省エネ効果に関する一考察
カテゴリ: 部門大会
論文No: 10
グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2006/09/13
タイトル(英語): A Study on Energy Conservation by Reverse Power Flow from Home Co-generation System
著者名: 南形 厚志(名古屋大学),加藤丈佳 (名古屋大学),鈴置 保雄(名古屋大学)
著者名(英語): Atsushi Minagata(Nagoya University),Takeyoshi Kato(Nagoya University),Yasuo Suzuoki(Nagoya University)
キーワード: コージェネレーションシステム|燃料電池|逆潮流|余剰電力|省エネルギー|Co-generation system|Fuel cell|Reverse power flow|Surplus power|Energy Conservation
要約(日本語): 住宅用コジェネ(H-CGS)において、電力需要との時間的ミスマッチによって発生する余剰電力を系統に逆潮流することができれば、本来の高い総合効率を発揮できる。そこで、平均的な電力・温水需要を持つ4人家族の世帯で実測した需要データを用いて、H-CGSにおける余剰電力の逆潮流による省エネルギー性を算定した。その結果、深夜以外の時間帯のみ余剰電力を逆潮流することで、逆潮流しない場合に対して一次エネルギー削減量は1.4倍となり、冬期および中間期の7時?16時に逆潮流電力量が大きいことがわかった。さらに、余剰電力逆潮流によるCO2排出削減効果の経済的価値を算定した結果、約23,000円/t-Cとなることがわかった。
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