雷電流波形パラメータの相関を考慮した配電線誘導雷スパークオーバ率評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 16

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Estimation of Sparkover Rate of Medium-Voltage Line Due to Indirect Hit Taking account of Correlation between Return-Stroke Current Parameters

著者名: 本郷 保二(東北電力),道下 幸志(静岡大学)

著者名(英語): Yasuji Hongo(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Koji Michishita(Shizuoka University)

キーワード: 誘導雷電圧|配電線|スパークオーバ率|大地導電率|耐雷機材|Lightning-Induced Voltage|Distribution Line|Sparkover Rate|Ground Conductivity|Lightning Protection Device

要約(日本語): 　著者等は,変圧器,架空地線及び避雷器を検討できるように大地導電率を考慮した配電線誘導雷電圧解析手法の適用範囲を拡張し,各々が誘導雷現象に及ぼす影響について個別に検討した。また,大地導電率を考慮した配電線誘導雷電圧解析手法を用いて,誘導雷による配電線事故率評価及び誘導雷に対する効果的な耐雷設計を考慮する際の技術課題を挙げ,碍子間電圧の計算結果に基づいて,スパークオーバ事故防止策について基礎的検討を行った。
　本論文では,架空地線あるいは避雷器が設置された配電線に誘導雷によって生じるスパークオーバ率を立上り時間及び大地導電率をパラメータとして求めた。また,観測された第1雷撃及び後続雷撃電流パラメータを用いて,スパークオーバ率を求めた。さらに,雷撃電流波高値と立上り時間の相関を考慮した場合も検討した。

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