JEPXスポット市場価格過程の需給曲線モデル

カテゴリ: 部門大会

論文No: 31

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Supply and Demand Curve Model of JEPX Spot Market Price Process

著者名: 西川 寛(東京電力)

著者名(英語): Hiroshi Nishikawa(Tokyo Electric Power Company)

キーワード: 日本卸電力取引所|需給曲線|平均回帰過程|Hill曲線|Japan Electric Power Market|supply and demand curve|mean reversion process|Hill curve

要約(日本語): 卸電力取引市場が新たに開設されたことに伴い発生した電力価格の変動リスクに対応するため、JEPXスポット市場価格過程を分析する上で有効な価格モデルとして、需給曲線モデルを提案した。
需給曲線モデルは、電力需要の平年からの乖離を平均回帰過程で表現することで電力需要を算出し、それをHill曲線で表される供給曲線によって変換することで電力価格を求めるという価格モデルである。
このモデルは現実の価格変動パターン(平均回帰性・価格スパイク)を再現することが可能で、2005年5月?12月のJEPXスポット市場実績データを用いて、モデルのパラメーターを推定した。
構築したモデルを用いて2005年JEPXスポット市場の特徴について分析と考察を行った。

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