H∞制御を用いた風力発電機のピッチ角制御による出力電力平準化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 43

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Output Power Leveling of Wind Turbine Generator by Pitch Angle Control Using H∞ Control

著者名: 坂元 良成(琉球大学),千住 智信(琉球大学),浦崎 直光(琉球大学),高木 輝夫(中部電力),杉本 重幸(中部電力),関根 秀臣(琉球大学)

著者名(英語): Ryosei Sakamoto(University of the Ryukyus),Tomonobu Senjyu(University of the Ryukyus),Naomitsu Urasaki(University of the Ryukyus),Teruo Takagi(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Shigeyuki Sugimoto(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Hideomi Sekine(University of the Ryukyus)

キーワード: ピッチ角制御|出力電力変動|H∞制御器H∞制御器|Pitch Angle Control|Output Power Fluctuation|H∞　Controller

要約(日本語): 風力エネルギーは不規則であり風車出力は風速の3乗に比例するため,風速変動により風力発電機出力も大きく変動する.風力発電機容量が増加すると出力電力の変動も増加するため,商用系統の周波数変動の要因となりその対策が必要である.以上の背景より,風力発電システムの安定性を保証し,パラメータ変動およびウィンドシェアにロバストな制御器が必要となる.そこで,本論文では制御モデルに不確かさが含まれていてもシステムの安定性を保証し,同時にシステムの出力に対する外乱の影響を少なくするH∞制御理論を用いたピッチ角制御を提案する.提案手法の有効性は,H∞制御器の周波数解析と風速変動シミュレーションにより検証している.

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