蓄熱剤挿入による電力ケーブル管路内の冷却シミュレーション手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 112

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Cooling simulation method in electric power cable duct with thermal storage medium

著者名: 堀 康彦(電力中央研究所),伊藤 哲夫(電力中央研究所),高橋 紹大(電力中央研究所),内田 克己(中部電力)

著者名(英語): Yasuhiko Hori(Central Research Institute of electric Power Industry),Tetsuo Ito(Central Research Institute of electric Power Industry),Tsuguhiro Takahashi(Central Research Institute of electric Power Industry),Katsumi Uchida(CHUBU Electric Power Co.,Inc.)

キーワード: 電力ケーブル|ケーブル管路|蓄熱剤|シミュレーション手法|power cable|cable duct|thermal storage medium|simulation method

要約(日本語): 蓄熱剤の適用によりケーブルホットスポット箇所におけるケーブル温度上昇が抑制できれば、夏季ピーク負荷時の線路運用に有用となる。そこで、冷却対象ケーブル管路内の空隙部に蓄熱剤を挿入した実規模モデル実験に対して、温度上昇抑制効果の評価手法を提案するとともに、その効果を考慮したシミュレーションを実施した。その結果、実測値と計算値とは概ね一致することから、実際の多孔管路における蓄熱剤の融解による温度上昇抑制効果を考慮したシミュレーションも可能であることがわかった。

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