CO2排出量から見た付加価値指標の提案と電気事業と他産業との比較評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 150

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): A Proposal on Environmental Business Valuation Index in view of CO2 Emission and its Comparion among Industries

著者名: 塩澤 守弘(東京電力)

著者名(英語): Morihiro Shiozawa(TEPCO)

要約(日本語): 電力市場においてCO2排出量を考慮した入札が行われる一方、企業評価に企業の社会的責任（CSR）が重視され、環境貢献が問われている。従来、電力の環境性指標としてCO2排出原単位[kg-CO2/kWh]などが使われているが、本稿では、エネルギー事業の経済価値を環境面から評価する指標として、事業による付加価値/CO2排出量[円/kg-CO2]を提案し、評価結果の一部を報告する。今後CO2削減費用の単価[円/kg-CO2]が高くなっていくと予想され
るが、この指標は、CO2削減がエネルギー事業に及ぼす影響度を評価できると共に、電力ほか他産業を含めた各社をこの指標で時系列評価することにより、環境への貢献度の変化を評価できるものである。

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