変圧器コンサベータゴム膜のガス透過現象判定手法の精度向上
変圧器コンサベータゴム膜のガス透過現象判定手法の精度向上
カテゴリ: 部門大会
論文No: 261
グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2006/09/13
タイトル(英語): Improvement in Diagnostic Method for Sealed Type Conservator Diaphragm Permeation of Dissolved Gas in Oil-filled Transformers
著者名: 平野 貴之(東京電力),石井 正(東京電力)
著者名(英語): Takashi Hirano(Tokyo Electric Power Company),Tadashi Ishii(Tokyo Electric Power Company)
キーワード: 変圧器|油中ガス分析|高精度油中ガス分析|コンサベータ|アセチレン透過|transformer|dissolved gas analysis|high-accuracy dissolved gas analysis|conservator|acetylenepermeation
要約(日本語): 油入変圧器の内部異常診断手法には,電気協同研究「油入変圧器の保守管理」に基づく油中ガス分析が広く適用され,実効を挙げている。しかしながら,B型コンサベータ適用変圧器については,可燃性ガスのゴム膜透過現象によりLTC切換開閉器室のアセチレンが変圧器本体側へ移行することが知られており,診断精度を低下させる要因となっている。そこで本論文では,油中ガス分析の放電指標であるアセチレンと高精度油中ガス分析の放電指標であるメチルビニルアセチレンのゴム膜透過性についてモデル試験を行った。その結果,高精度油中ガス分析と油中ガス分析を組合せることでB型コンサベータゴム膜のガス透過現象判定手法の精度向上が図れたので報告する。
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