過渡温度解析に基づいた電力用変圧器の熱劣化推定手法の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 268

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Estimation Method of Thermal Deterioration for Power Transformer Based on Transient Temperature Analysis

著者名: 水谷 嘉伸(電力中央研究所),柿花 邦彦(関西電力),高橋 紹大(電力中央研究所),伊藤 哲夫(電力中央研究所)

著者名(英語): Yoshinobu Mizutani(Central Research Institute of Electric Power Industry),Kunihiko Kakihana(Kansai Electric Power Co.,Inc.),Tsuguhiro Takahashi(Central Research Institute of Electric Power Industry),Tetsuo Ito(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 変圧器|劣化|過渡温度|絶縁紙|重合度|Transformer|Deterioration|Transient Temperature|Insulation Paper|Degree of Polymerization

要約(日本語): 変圧器絶縁紙が受ける温度履歴を推定し、変圧器の寿命指標の一つである重合度の温度に対する低下特性を用いて、配電変電所用変圧器の熱劣化度合いを推定する診断手法を提案した。この手法の実器への適用に向けて、変圧器の負荷推移から内部過渡温度を計算する手法を構築し、経年変圧器の負荷履歴と周囲環境データから、温度履歴を計算した。温度履歴から重合度の低下度合いを推定し、変圧器の撤去後に実測した絶縁紙の重合度実測値との比較により提案した診断手法の検証を行った。

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