加速劣化試験による電力用変圧器巻線絶縁紙の熱劣化特性に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 271

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Study on Characteristics of Thermal Deterioration for Insulating Paper in Power Transformer based on Accelerated Ageing Test

著者名: 中塚俊 (東北電力),八重樫裕司 (東北電力),菅谷芳雄 (北芝電機),齋藤隆之 (北芝電機),佐々木英 (北芝電機)

キーワード: 変圧器|絶縁紙|熱履歴|加速劣化試験|寿命損失平均重合度|Transformer|Insulating Paper|Thermal Traces|Accelerated Ageing Test|Loss of LifeAverage Degree of Polymerization

要約(日本語): 　変圧器の巻線絶縁紙は，主に熱により劣化が進行するといわれている。このため，筆者らは，巻線に発生する熱履歴を用いた寿命診断手法について検討を進めてきた。
　本稿では，巻線絶縁紙熱劣化の基本特性を把握するため，加速劣化試験によって得られた巻線絶縁紙の平均重合度と寿命損失との関係を求め，寿命が半減する温度差ならびに水分含有量の違いによる絶縁紙劣化への影響について確認したので，その概要を報告する。

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