カーボンナノチューブガスセンサのSF6/N2混合ガス絶縁機器診断への応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 293

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Application of Carbon Nanotube Gas Sensor to Equipments Insulated with SF6/N2 Gas Mixture

著者名: 相知浩平 (九州大学),丁衛東 (九州大学),末廣純也 (九州大学),今坂 公宣(九州大学),原 雅則(九州大学)

著者名(英語): Kohei Ochi(Kyushu University),Ding Weidong(Kyushu University),Junya Suehiro(Kyushu University),Kiminobu Imasaka(Kyushu University),Masanori Hara(Kyushu University)

キーワード: ガス絶縁開閉装置|混合ガス|設備診断|カーボンナノチューブガスセンサ|Gas Insulated Switchgear|Gas Mixture|Diagnosis of equipment|Carbon Nanotube Gas Sensor

要約(日本語): 我々がこれまでにSF6ガス絶縁GISの設備診断用のカーボンナノチューブ(CNT)ガスセンサを開発し、実機応用を目標に様々な環境下でのSF6ガス中部分放電(PD)の検出について報告してきた。近年、地球温暖化ガスであるSF6ガスの使用料削減のための代替ガスとしてSF6/N2混合ガスによる絶縁法が研究され、一部では実用に至っている。我々はSF6中PDの検出に実績のあるCNTガスセンサを混合ガス中のPD検出に応用し、SF6/N2=(100/0、80/20、20/80、0/100)の場合についてのCNTガスセンサのPD応答を取得した。また、混合ガス中PDにおいて、センサの応答に寄与しているガス成分を同定するためFT-IR分光法を用いた結果、NO2の寄与を確認した。

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