運転中水車発電機固定子巻線の部分放電特性に及ぼす環境要因の影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 300

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Influence of Environmental Factors on Characteristics of On-line Partial Discharge in Hydrogenerator Stator Windings

著者名: 藤井太志(宮崎大学),平谷龍一(宮崎大学),金子正光(宮崎公立大学),竹之内修(宮崎大学),大坪昌久(宮崎大学),本田親久(宮崎大学),岩元秀樹(九州電力),徳満明博(九州電力),鶴田芳男(興電舎),相葉利晴(宮崎県企業局)

著者名(英語): Taishi Fujii|Ryuichi Hiratani|Tadamitsu Kaneko|Osamu Takenouchi|Masahisa Otsubo|Chikahisa Honda|Hideki Iwamoto|Akihiro Tokumitsu|Yoshio Tsuruta

キーワード: オンライン絶縁診断|水車発電機|超音波法|状態監視保全|On-line insulation diagnosis|Hydrogenerator|AE detection techniques|CBM

要約(日本語): 水車発電機の固定子巻線の絶縁破壊は、復旧可能なダメージや発電損失、装置の長期停止など莫大な損失を招くことが知られている。電力設備を保有する企業では、電力の自由化に伴い電力供給の信頼性を確保しつつ発電機の効率的運用を追及しており、オンライン診断技術の導入が検討されている。
オンライン診断技術は、熱的・電気的・外部環境的・機械的ストレスの影響を受けた状態で診断を行うことが可能であるため、運転中の水車発電機固定子巻線の劣化に伴う部分放電(PD)特性の解明は絶縁診断法の確立を行う上で重要項目の一つである。
そこで，我々は水車発電機のコイル温度、湿度、および停止時間などの環境要素を考慮し，超音波法を用いて運転中水車発電機における部分放電特性の検討を行ったので報告する。

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