H∞制御を適用した離島電力系統の安定化制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 315

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Stabilization for Isolated Power System by Applying H∞ Control

著者名: 千住智信 (琉球大学),林大輔 (琉球大学),浦崎直光 (琉球大学),舟橋俊久 (明電舎)

キーワード: 燃料電池|水の電気分解装置|H∞制御H∞制御|Fuel Cell|Aqua Electrolyzer|H∞ control

要約(日本語): 近年，化石燃料の枯渇，環境汚染そして燃料の輸送費などの問題から離島では自然エネルギー発電設備の導入が盛んに行われている．風力発電設備は風速によって発電電力が変動するため，発電機内での制御や蓄電設備を設けることで，電力平準化を行う必要がある．これまで，燃料電池と水の電気分解装置し，自然エネルギー発電設備の発電電力平準化を行うことは提案されており，そのシステムの有効性は確認された．本研究では周波数偏差情報と水素量情報から水の電気分解装置の吸収量及び燃料電池の発電量を決定する．そして，H∞制御を適用することで周波数変動抑制及び水素量一定制御を同時に達成する．このシステムの有効性をMATLAB/SIMULINKを用いて検証した．

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