大容量風力発電が連系された2地域系統における周波数制御のための蓄電池容量評価
大容量風力発電が連系された2地域系統における周波数制御のための蓄電池容量評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: 316
グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2006/09/13
タイトル(英語): Evaluation of Battery Capacity for Frequency Control in Interconnected 2-area Power System with a Large Penetration of Wind Power Generation
著者名: 有田 征史(東京大学),横山 明彦(東京大学),多田 泰之(東京電力)
著者名(英語): Masashi Arita(The University of Tokyo),Akihiko Yokoyama(The University of Tokyo),Yasuyuki Tada(TEPCO)
キーワード: 電力系統|分散型電源|風力発電|蓄電池|周波数連系線|Power System|Distributed Generation|Wind Power Generation|Battery|FrequencyInterconnected Line
要約(日本語): 風力エネルギーは気象条件により大きく変化するため、風力発電の大量導入時には系統周波数に影響を及ぼすことが懸念される。この問題の対策として、蓄電設備を用いた対策が近年提案されている。本研究では、連系線で結ばれた2つの系統の一方に大容量の風力発電が導入された場合の周波数解析を行うため、MATLAB/Simulinkによる解析モデルを構築した。このモデルを用いたシミュレーションにより、大規模系統と連系された小規模系統に風力発電が導入された場合は、周波数偏差だけでなく連系線潮流変動に対しても注目する必要があること、また、蓄電池によりこれらの変動を小さく抑えることが可能であることを明らかにした。本論文では、蓄電池容量の大きさがこれらの変動に与える影響について考察を行った。
PDFファイルサイズ: 2,128 Kバイト
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