径方向に誘電率傾斜をもたせたエポキシFGMスペーサの作製

カテゴリ: 部門大会

論文No: 352

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Fabrication of epoxy FGM(Functionally Graded Materials) spacer with radial distribution of dielectric permittivity

著者名: 伊藤 真弘(名古屋大学),朱宮 秀記(名古屋大学),加藤 克巳(名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)

著者名(英語): Masahiro Ito(Nagoya University),Hideki Shumiya(Nagoya University),Katsumi Kato(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)

キーワード: FGM(傾斜機能材料)|固体絶縁物|誘電率|電界コントロール|FGM(Functionally Graded Materials)|Solid Dielectrics|Permittivity|Control of eEectric Field

要約(日本語): GISなどの機器における合理的設計のためには，固体絶縁物周囲及び内部の電界をコントロールして機器の電界利用率を向上させることにより絶縁性能を高めることが求められている．そこで，我々はこれまで誘電率を空間的に傾斜させたFGM(Functionally Graded Materials：傾斜機能材料)を電力機器用固体絶縁物に適用をすることを提案している．今回，遠心力を用いて充填材の分布を偏在化させることにより，径方向に誘電率傾斜をもたせた同軸FGMスペーサの作製方法を開発し，遠心力の大きさ，遠心力付加時間，充填材の充填率などを変化させた場合に得られる誘電率傾斜について実験的検討を行ったので報告する．

PDFファイルサイズ: 781 Kバイト