ループコントローラを用いた系統電圧の適正化実証試験：需要地系統の運用による系統電圧の管理

カテゴリ: 部門大会

論文No: 377

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Demonstration Test of Regulating System Voltage using Loop Power Flow Controllers:System Voltage Management by Operation and Control for Autonomous Demand Area Power System

著者名: 上村 敏(電力中央研究所),岡田 有功(電力中央研究所),小林 広武(電力中央研究所)

著者名(英語): Satoshi Uemura(Central Research Institute of Electric Power Industry),Naotaka Okada(Central Research Institute of Electric Power Industry),Hiromu Kobayashi(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 配電系統|分散型電源|電圧変動|電圧適正化|潮流制御|Distribution System|Dispersed Generation|Voltage Fluctuation|Voltage Regulation|Power Flow Control

要約(日本語): 近年、分散型電源の系統への連系量が増大しており、特に太陽光発電のような出力が変動する電源により、系統電圧の維持・管理が困難になりつつある。（財）電力中央研究所では、系統連系による影響に対して、新たな配電システムとして”需要地系統”の概念を提案し、検討を進めている。本系統では、潮流と電圧の両者を制御するための機器として”ループコントローラ（LPC）”を設置し、通信システムを活用し運用することで電圧適正化等を実現する。本報告では、6kV実規模実験設備に設置したLPC3台と変電所変圧器のタップを使用し、負荷や分散型電源発電出力変動に対する電圧適正化試験の概要と結果について報告する。

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