気象モデルによる風力発電出力予測(その1) –竜飛ウィンドパークを対象としたオンライン予測システムの開発-

カテゴリ: 部門大会

論文No: 391

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Wind Power Forecasting by a Meteorological Model (Part1) – Development of an Online Wind Power Forecasting System for TAPPI Wind Park

著者名: 谷川 亮一(CRCソリューションズ),青木 功(CRCソリューションズ),高木 哲朗(CRCソリューションズ),早崎 宣之(CRCソリューションズ),榎本 重朗(東北電力)

著者名(英語): Ryoichi Tanikawa(CRC Solutions Corp),Isao Aoki(CRC Solutions Corp),Tetsuro Takagi(CRC Solutions Corp),Nobuyuki Hayasaki(CRC Solutions Corp),Shigero Enomoto(TOHOKU ELECTRIC POWER Co.,Inc.)

キーワード: 風力発電|出力予測|気象モデル|予測システム|予測誤差補正カルマンフィルター|wind power generation system|wind power forecasting|Atmospheric numerical simulation model|Forecasting system|correction of forecasting errorKalman filter

要約(日本語): 青森県竜飛岬に位置するウィンドファーム「竜飛ウィンドパーク」(風車11機，3,375kW)を対象に，ルーチン運用に耐えうる気象予測モデルとカルマンフィルターを用いた予測誤差補正手法を組み合わせたオンライン予測システムを開発した。システムは，大きく分けて予測計算部(予測誤差補正部を含む)，実測値伝送部，予測値・実測値閲覧部から構成され，ハード機器類は安価な汎用品，パソコン程度で構築可能なものとした。また，オンライン予測は，2001年8月から2002年3月まで実施され，初期的な障害が数回あったものの，おおむね安定して予測値を配信することができた。システムの構成や安定性，予測精度，実運用面からの評価などについて報告する。

PDFファイルサイズ: 1,725 Kバイト