蓄電池併設型風力発電事業の一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 393

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): A study on wind power generation business with battery system

著者名: 小島 康弘(三菱電機),山向見 幸(三菱電機),井上 真壮(日本総合研究所),荒井 直樹(日本総合研究所),谷川 亮一(CRCソリューションズ),福田 寿(CRCソリューションズ),岡垣 啓司(丸紅),高橋 俊介(丸紅)

著者名(英語): Yasuhiro Kojima(Mitsubishi Electric Corp.),Miyuki Yamamuka(Mitsubishi Electric Corp.),Makoto Inoue(Japan Research Institute,Ltd.),Naoki Arai(Japan Research Institute,Ltd.),Ryouichi Tanikawa(CRC Solutions Corp.),Hisashi Fukuda(CRC Solutions Corp.),Keiji Okagaki(Marubeni Corp.),Shunsuke Takahashi(Marubeni Corp.)

キーワード: 風力発電|蓄電池|wind power generation|battery system

要約(日本語): 風力発電が地球温暖化対策の有力な手段として着目されている一方、系統連系上は出力変動による周波数や連系点潮流におよぼす影響から、導入可能量が限界に近づきつつ有る。これに対して蓄電池を用いた平滑化システムが提案されている。我々はこのような蓄電池併設型風力発電事業に関して、(1)安定運転に必要な蓄電池容量の算出と(2)事業性確保のために導入可能な蓄電池容量の検討を行った。この結果、通告運転モデルにおいて、通告値からの逸脱率を2%程度に抑えつつ事業性を確保するための蓄電池容量は、6MW風力発電設備にて約1/3程度であることがわかった。

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