風力発電の出力安定化のための蓄電池制御方式（その6）時定数可変制御概要と実証試験結果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 395

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): New Control Method of Battery Storage System for Stabilizing Wind Farm Output (Part 6)

著者名: 輿水源太郎 (電源開発),沼田徹夫 (電源開発),内田恵久 (電源開発),由本勝久 (電力中央研究所),七原俊也 (電力中央研究所)

キーワード: 風力発電|出力変動|平滑化制御|時定数可変制御|蓄電池実証試験|wind power|fluctuation|smoothing control|time constant shift control|batteryfield test

要約(日本語): 風力発電は内外で注目されているが，風力発電は出力変動が著しいため，連系した電力系統に悪影響を及ぼすことも懸念されている。蓄電池システムを併設すればこの出力変動を平滑化することが可能となる。著者らは，多数の風力発電機を有するウインドファームに蓄電池システムを併設し，短周期（数秒から数十分程度以下）のウインドファーム出力変動を平滑化するための技術開発を行っており，平成17年1月より試験設備を用いた実証試験を行っている。本実証試験においては経済的にシステムを構築することを目指し，バンク出力に応じて平滑化時定数を切り替える，「時定数可変制御」を採用した。本報告は，時定数可変制御の概要と実証試験結果について述べる。

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