PMUによる広域連系電力系統の情報管理システム

カテゴリ: 部門大会

論文No: 419

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): Phasor Data Concentrator for Japanese Wide-area Power System

著者名: 坪井 清浩(名古屋工業大学),廣瀬 功児(名古屋工業大学),橋口卓平 (名古屋工業大学),太田 豊(名古屋工業大学),鵜飼 裕之(名古屋工業大学),三谷 康範(九州工業大学),佐伯 修(大阪大学),北條 昌秀(徳島大学)

著者名(英語): Kiyohiro Tsuboi(Nagoya Institute of Technology),Koji Hirose(Nagoya Institute of Technology),Takuhei Hachiguchi(Nagoya Institute of Technology),Yutaka Ota(Nagoya Institute of Technology),Hiroyuki Ukai(Nagoya Institute of Technology),Yasunori Mitani(Nagoya Institute of Technology),Osamu Saeki(Osaka University),Masahide Hojo(The University of Tokushima)

キーワード: PMU|PDC|異常検出|発電機脱落|Phasor Measurement Unit|Phasor Data Concentrator|Unusual Detection|Generator Dropping

要約(日本語): 現在, 全国10大学にGPSを用いた時刻同期の機能を有する同期フェーザ計測装置PMUを設置し, 動特性を常時観測している。以上のような動特性観測システムによる安定度把握を行うためには, 観測データを逐次処理し, 異常検出を行え, かつメンテナンスが容易なシステム構築が必要である。そこで本論文ではこれらの克服を図るネットワーク管理システムを構築した。その結果, ネットワーク異常によるデータファイルの欠損や、GPSの時間異常, 事故や停電などが効果的に検出されており, データ整理と大幅なメンテナンスの容易化及び, 動特性解析に有用な情報の抽出が可能となった。

PDFファイルサイズ: 341 Kバイト