有効電力潮流分流係数を用いた送電混雑解消のための一手法

カテゴリ: 部門大会

論文No: 427

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): A Method for Congestion Management by Means of Transmission Congestion Distribution Factors of Active Power Flow

著者名: 寺田 政雄(熊本大学),永田 裕章(熊本大学),宮内 肇(熊本大学)

著者名(英語): Masao Terada(Kumamoto University),Hiroaki Nagata(Kumamoto University),Hajime Miyauchi(Kumamoto University)

キーワード: 送電混雑|潮流分流係数|潮流計算|負荷削減|Transmission Congestion|Transmission Congestion Distribution Factor|Power Flow Calculation|Load Shedding

要約(日本語): 電力自由化が進展するに伴い、系統を極限まで利用することが一般的になりつつある。そのため、系統内の各所で送電混雑が発生し、系統の信頼度を保つためには適切な送電混雑管理を行う必要がある。本報告では、有効電力に関する電力潮流分流係数（TCDF）を用いて、送電混雑に最も影響のある発電機を探索する手法と、探索された発電機の発電出力を絞るために、今度は、送電混雑線路の下流側の負荷調整を行う手法の、送電混雑解消のための2段階の手法を提案する。提案手法を、New England Test System及びIEEE118母線系統に適用しその有効性を検証する。

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