高温超電導ケーブルモデルにおける部分放電形態の推移特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 480

グループ名: 【B】平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2006/09/13

タイトル(英語): The Transition Characteristic of Partial Discharge Form for High Temperature Superconducting Cable Model

著者名: 佐原 賢吾(名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学),早川 直樹(名古屋大学),遠藤奎将 (名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)

著者名(英語): Kengo Sahara(Nagoya University),Hiroki Kojima(Nagoya University),Naoki Hayakawa(Nagoya University),Fumihiro Endo(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)

キーワード: 高温超電導ケーブル|部分放電|絶縁破壊|液体窒素|積層テープ|High Temperature Superconducting Cable|Partial Discharge|Breakdown|Liquid Nitrogen|Laminated Paper

要約(日本語): 筆者らは，高温超電導ケーブルの絶縁構成である液体窒素／積層テープ複合絶縁系における絶縁特性について検討を行っている．今回，交流電圧印加時における部分放電(PD)の放電形態に注目し，その推移特性について検討した．実際の高温超電導ケーブルの絶縁構成を模擬した同軸モデルを対象に，PD開始電圧以上の電圧を印加し，PD電流波形の時系列測定を行った．PDの発生頻度および発生位相から放電形態がボイド型放電に推移し絶縁破壊に至る様子を取得，その時間推移特性および印加電圧依存性について検討した．さらに，加圧環境下においてもPD電流波形を取得し，PD形態の推移特性の圧力依存性について検討したので報告する．

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