ブラックスタート模擬系統における500kV変圧器の逓昇加圧について
ブラックスタート模擬系統における500kV変圧器の逓昇加圧について
カテゴリ: 部門大会
論文No: 7
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): Voltage Building-up of 500kV Transformer at Dummy Black-Start Power System
著者名: 伊是名 篤志(九州電力),木原 秀美(九州電力),下條 敏一(九州電力),平山 開一郎(東芝),古川 伸比古(東芝)
著者名(英語): Atsushi Izena(Kyushu Electric Power Company),Hidemi Kihara(Kyushu Electric Power Company),Toshikazu Shimojo(Kyushu Electric Power Company),Kaiichirou Hirayama(Toshiba Corporation),Nobuhiko Furukawa(Toshiba Corporation)
キーワード: ブラックスタート|変圧器|逓昇加圧|実機試験|black-start|transformer|voltage building-up|field test
要約(日本語): ブラックアウトから復旧するときの電力系統は通常とは比較できないほど小規模である。このため,系統加圧時に通常の電力系統では発生しないような過電圧が発生する恐れがある。過電圧を回避する方法としては,系統を加圧時の電圧を低減し,変圧器容量に対して十分な量の発電機容量を確保することが挙げられる。しかし,ブラックスタート時の系統で500kVの変圧器を加圧する場合に,この条件を実現することは困難である。一方,ブラックアウト時に電圧ゼロから一定の割合で昇圧するような機能を設けて変圧器を加圧すると,変圧器の飽和を発生させないため,過電圧の問題を解決することができる。筆者らは,この方法をブラックスタートに適用できることを検証する目的で,シミュレーションによる事前検討と実機における試験を実施したので報告する。
PDFファイルサイズ: 4,384 Kバイト
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