電圧特性指数を用いた電圧分布近似算定手法
電圧特性指数を用いた電圧分布近似算定手法
カテゴリ: 部門大会
論文No: 8
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): Approximate Calculation of Voltage in Distribution System Using Voltage Sensitivity
著者名: 飯岡 大輔(名古屋大学),多々内 雅仁(名古屋大学),横水 康伸(名古屋大学),松村 年郎(名古屋大学),出原 範久(中部電力)
著者名(英語): Daisuke Iioka(Nagoya University),Masahito Tadauchi(Nagoya University),Yasunobu Yokomizu(Nagoya University),Toshiro Matsumura(Nagoya University),Norihisa Izuhara(Chubu Electric Power)
キーワード: 配電系統|電圧特性|分散型電源|電圧分布|Distribution system|Voltage sensitivity|Distributed generator|Voltage profile
要約(日本語): 様々な電圧特性を有する分散型電源および負荷機器が混在する電力系統を対象として,定常的な電圧分布を簡易的に計算する手法を提案する。各機器の電圧依存性を電圧特性指数により表した。また,各機器の非線形な電圧依存性から,線形化した負荷電流を導出した。さらに,ノード間の電圧降下の虚数分を無視すると,本来ならばノード電圧に関して多次方程式となるものを1次方程式に帰着させた。この手法により算出した電圧近似値の精度を調べると,線路インピーダンスが大きくなる,あるいは負荷電流が大きくなると誤差が大きくなることがわかった。しかし,一般的な配電系統の線路インピーダンス,負荷電流に対しては1%以下の誤差で電圧近似値を算出できることを示した。
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