ネットワークトポロジーを考慮したWLAV状態推定問題への並列タブサーチの適用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 9

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): A Hybrid Method of PTS and WLAV State Estimator for Network Topology Identification

著者名: 斉藤 智(明治大学),森 啓之(明治大学)

著者名(英語): Satoshi Saito(Meiji University),Hiroyuki Mori(Meiji University)

キーワード: 電力系統状態推定|ネットワークトポロジー同定|重み付き最小絶対値法|メタヒューリスティクス|タブサーチ|Power System State Estimation|Network Topology Identification|Weighted Least Absolute Value Method|Meta-heuristics|Tabu Search

要約(日本語): 本稿では，電力系統状態推定におけるネットワークトポロジー同定問題に対して，PTSとWLAV推定器に従う新しい手法を提案する。電力系統におけるトポロジーは2値変数によりモデル化され，状態推定アルゴリズムに導入される。そのため，本問題は推定値を表す連続変数とネットワークトポロジーを表す離散変数が混在する最適化問題として定式化される。この問題に対して，本稿では効果的なメタヒューリスティクスであるPTSにより離散変数の最適化を行い，IRLS_L1手法に従うWLAV推定器により状態変数の評価を行う。これにより、状態変数の推定に加えて最適ネットワーク構成の同定が同時に行われる。

PDFファイルサイズ: 5,400 Kバイト