電力先物価格の1因子モデル分析とその応用
電力先物価格の1因子モデル分析とその応用
カテゴリ: 部門大会
論文No: 19
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): A Single-Factor Model Analysis of Electricity Futures Price and Its Application
著者名: 伊藤 保之(文部科学省),小林 武則(文部科学省)
著者名(英語): yasuyuki itoh(toshiba),takenori kobayashi(toshiba)
キーワード: 電力先物価格|1 因子モデル|フォワードカーブ|期待値|分散長期固定価格|electricity futures price|single-factor model|forward curve|expectation|variancelong-term fixed price
要約(日本語): 本稿では電力先物に関わる取引リスク管理への応用を目的としてその価格変動を記述する1 因子モデルを提示する。一般に商品のスポット価格モデルの枠組みでは、そのフォワードカーブがリスク中立世界におけるスポット価格の期待値の軌跡 として与えられる。電力先物価格のフォワードカーブを定式化する為に、スポット価格の確率変動過程を完全相関をなす2 つ( 短期/ 長期) の平均回帰過程の混成で記述した。このような考え方でフォワードカーブのモデル式を導出し、米国N Y M E X 市場で得られた電力先物価格データの分析を行うことによってモデルパラメータを求めた。 推定したモデルパラメータと市場で得られるフォワードカーブを用いて, 先物価格や異なる満期の先物価格の合成で得られる長期固定価格の, 将来の期待値およびその信頼区間を求めた.
PDFファイルサイズ: 6,128 Kバイト
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