配電系統の協調的最適電圧制御

カテゴリ: 部門大会

論文No: 29

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Coordinated and Optimal Voltage Control in Distribution System

著者名: 千住 智信(琉球大学),宮里 善貴(琉球大学),與那 篤史(琉球大学),舟橋 俊久(明電舎)

著者名(英語): Tomonobu Senjyu(University of the Ryukyus),Yoshitaka Miyazato(University of the Ryukyus),Atsushi Yona(University of the Ryukyus),Toshihisa Funabashi(Meidensha Corporation)

キーワード: 配電系統|電圧・無効電力制御|遺伝的アルゴリズム|協調制御|distribution|voltage/reactive power control|genetic algorithm(GA)|coordinated control

要約(日本語): 近年，環境の配慮などから分散型電源が増加している。しかし，分散型電源である風力発電や太陽光発電などの自然エネルギー発電は気候によって出力に大きな影響を受ける。
従って，分散型電源が増加することにより従来の制御手法では各ノードの電圧変動が問題になることが予想される。

そこで、本論文ではLRT，SVR，SC，ShR，SVCの集中協調制御による配電系統電圧の最適制御を提案する。制御器の操作量を決定するにあたり，大規模な最適化問題で多峰性を有する場合や，実行可能領域が離散集合である場合などへの高速近似解法に優れた手法であるGAを使用した。本研究では分散型電源が接続された住宅地域配電系統に対してシミュレーションを行い，提案手法の有効性を検証する。

PDFファイルサイズ: 4,320 Kバイト