広域電力系統における低次線形モデルを用いた適応型PSS の性能評価
広域電力系統における低次線形モデルを用いた適応型PSS の性能評価
カテゴリ: 部門大会
論文No: 43
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): Evaluation of Performance of Adaptive PSS based on Low-order Linear Models in Wide-Area Electric Power System
著者名: 杉原 俊雄(東京大学),横山 明彦(東京大学),伊是名 篤志(九州電力)
著者名(英語): Toshio Sugihara(The University of Tokyo),Akihiko Yokoyama(The University of Tokyo),Atsushi Izena(Kyushu Electric Power)
キーワード: 適応制御|固有値感度|同定|電力系統|PSS定態安定度|Adaptive Control|eigenvalue sensitivity|identification|electric power system|Power System Stabilizersteady-state stability
要約(日本語): 本研究では,発電機の励磁制御装置の一種であるPSSを対象に,計測量にもとづく適応制御を試みている。その目的は,発電機端における計測量を利用する低次元の線形モデル同定を行い,簡素化された固有値制御手法を用いてPSS の制御パラメータを,定態安定度が高まるように操作することである。同定を用いた適応制御では,同定から有用な情報が得られる期間が限られるため,パラメータ設計を行うべきかを判定する手法を検討した。本稿では,電気学会WEST10 機系統モデルを対象に,東向きの潮流が徐々に増加する状況を想定し,系統モデルの動作点が連続して変化する状況下で,適応制御が必要なときに適切に行われるかを検証する。
PDFファイルサイズ: 5,232 Kバイト
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