回転機負荷の発電確認と単独運転検出装置への影響について
回転機負荷の発電確認と単独運転検出装置への影響について
カテゴリ: 部門大会
論文No: 68
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): About the power generation confirmation of the motor load and the influence on the islanding detection device
著者名: 五十嵐 広宣(電気安全環境研究所),佐藤 孝則(電気安全環境研究所),宮本 和典(東京農工大学),黒川 浩介(東京農工大学)
著者名(英語): Hironobu Igarashi(Japan Electrical Safety & Environment Technology Laboratories.),takanori Sato(Japan Electrical Safety & Environment Technology Laboratories.),Kazunori Miyamoto(Tokyo University of Agriculture and Technology. ),Kousuke Kurokawa(Tokyo University of Agriculture and Technology. )
キーワード: 太陽光発電システム|回転機負荷|単独運転検出装置|単独運転|発電|photovoltaic system|motor load ||Islanding detection device|Islanding|Power generation
要約(日本語): 太陽光発電システム等の分散型発電システムは,配電線に連系運転を行う際に,配電線における電力品質や安全確保の面から,系統連系規程や電力系統連系技術要件ガイドライン及び電気設備技術基準によって定められた単独運転検出装置等の保護装置を具備することが求められている。この単独運転検出装置は,配電線において地絡や短絡事故等発生した場合に配電線の停電を検出し,速やかに太陽光発電システムの発電を停止させ,配電線への電力の供給(充電)を停止させることが目的である。
今回,著者らは,単独運転検出装置の評価手法として用いられている回転機負荷が,配電線が停電した後の挙動について調査し,単独運転検出装置へどのような影響を与えているかの検討を行うこととした。電力の供給を停止された後の回転機負荷は,電動機から発電機へ状態を変化させ,回転機負荷から電力を供給する特性を持っていることが確認された。
更に,実際のパワーコンディショナと回転機負荷を組み合わせて単独運転実験を行った結果は,回転機負荷が誘導電動機として運転している状態から,停電後に同機電動機へ変化したのち発電機として状態を変化させることが確認された。
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