架橋ポリエチレンのリサイクルに関する検討(その4)
架橋ポリエチレンのリサイクルに関する検討(その4)
カテゴリ: 部門大会
論文No: 109
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): A Study on Recycling Technology of Cross-Linked Polyethylene -Part 4-
著者名: 関口 洋逸(ジェイ・パワーシステムズ),能條 仁志(ジェイ・パワーシステムズ),古沢 健一(ジェイ・パワーシステムズ),大川 徳之(ジェイ・パワーシステムズ),橋本 知(ジェイ・パワーシステムズ),五来 高志(ジェイ・パワーシステムズ)
著者名(英語): Yoitsu Sekiguchi(J-Power Systems Corporation),Hitoshi Nojo(J-Power Systems Corporation),Ken-ichi Furusawa(J-Power Systems Corporation),Noriyuki Ohkawa(J-Power Systems Corporation),Satoru Hashimoto(J-Power Systems Corporation),Takashi Gorai(J-Power Systems Corporation)
キーワード: 架橋ポリエチレン|リサイクル|絶縁材料絶縁材料|cross-linked polyethylene|recycle|insulation material
要約(日本語): 架橋ポリエチレン(XLPE)は耐熱性,電気特性に優れた材料で,電線・ケーブルの絶縁体として広く使用されているが,その三次元網目構造のためポリエチレンの融点以上に加熱して流動せず,再加工が困難な材料である。我々は,溶融剪断法によるXLPEの熱可塑化技術を検討し,これまでに新品の電線と同等の性能を持つリサイクル電線を作る事に成功した。しかしながら,XLPEには2種類の異なる種類(シラン架橋,有機過酸化物架橋)が存在し,両者の混合の程度により得られるリサイクル材の特性がばらつく事が分かってきた。今回,バラツキ低減の取組を行い,特性的に新品と同等の扱いができるリサイクル電線を開発する事ができたので報告する。
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