直流課電による電力ケーブルの水トリー劣化位置標定技術に関する基礎検討
直流課電による電力ケーブルの水トリー劣化位置標定技術に関する基礎検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 121
グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集
発行日: 2007/09/12
タイトル(英語): Location of Water Tree Degradation in Power Cable with DC Voltage Application
著者名: 穂積直裕 (愛知工業大学),中村 健太(愛知工業大学),矢倉 孝治(豊橋技術科学大学),村上 義信(豊橋技術科学大学),長尾 雅行(豊橋技術科学大学),内田 克己(中部電力),末長 清佳(中部電力)
著者名(英語): Naohiro Hozumi(Aichi Institute of Technology),Kenta Nakamura(Aichi Institute of Technology),Kouji Yakura(Toyohashi University of Technology),Yoshinobu Murakami(Toyohashi University of Technology),Masayuki Nagao(Toyohashi University of Technology),Katsumi Uchida(Chubu Electroc Power),Kiyoka Suenaga(Chubu Electroc Power)
キーワード: 電力ケーブル|水トリー|劣化診断|パルスレーダー法|Power Cable|Water Tree|Diagnosis|Pulse Rader
要約(日本語): 6 10kV級のCVケーブルの主な劣化要因は水トリーであるが、水トリーが絶縁体を橋絡しても直ちに絶縁破壊せず、経験的には数年の余寿命を残している。この段階で直流漏洩電流試験を行うと、「キック」と呼ばれる間欠的な鋭い電流変化が観測されることが多い。本研究では、「キック」の要因となる部分放電の発生点をパルスレーダー法で迅速に標定し、劣化部分のみを更新することにより、線路全体の寿命延伸を図る。これにより設備の維持コスト低減がもたらされると考えている。基礎検討として、劣化した短尺ケーブルの直流電圧下における部分放電測定と、模擬線路による放電位置標定実験を行った結果を報告する。
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