油入変圧器複合絶縁系に各種模擬欠陥が存在する場合の部分放電特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 145

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Partial Discharge Characteristics of Composite Insulation System Including Various Artificial Defects in Transformer

著者名: 勝瀬 俊文(九州工業大学),桐島 徹(九州工業大学),大塚信也 (九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学)

著者名(英語): Toshifumi Katsuse(Kyushu Institute of Technology),Tooru Kirishima(Kyushu Institute of Technology),Shinya Ohtsuka(Kyushu Institute of Technology),Masayuki Hikita(Kyushu Institute of Technology)

キーワード: 油入変圧器|部分放電|模擬欠陥|絶縁診断|Oil-filled Transformer|Partial Discharge|Artificial Defects|Insulation Diagnostics

要約(日本語): 油入変圧器の複合絶縁系に存在する各種欠陥を模擬した電極を用いて、部分放電電流パルスや印加電圧位相特性を取得する実験及び検討を行った。模擬欠陥としては，油中バリア絶縁モデル，油中くさびギャップ，空気ボイドモデル，浮電極モデルおよび油隙モデルを使用した。その結果，各PD電流パルス波形パラメータであるtr, tf twはいずれも25ns以内であることがわかった。また，今回測定した電極系において、UHF帯の周波数成分を持つPD放射電磁波が生じることを確認した。これらの結果から、UHF法により、変圧器内部のPDの検出可能であることを示した。

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