機器統合型交直変換器用変圧器における電気絶縁設計に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 154

グループ名: 【B】平成19年電気学会電力・エネルギー部門大会講演論文集

発行日: 2007/09/12

タイトル(英語): Study on Insulation Design in IPL Converter Transformer

著者名: 小島 寛樹(名古屋大学),中野 哲太郎(名古屋大学),遠藤奎将 (名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)

著者名(英語): Hiroki Kojima(Nagoya University),Tetsutaro Nakano(Nagoya University),Fumihiro Endo(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)

キーワード: 変換器用変圧器|絶縁設計|交直変換|極性反転|電界解析|Converter Transformer|Insulation Design|AC-DC Converter|Polarity Reversal|Electric Field Analysis

要約(日本語): 直流送電方式は交流送電方式に対して多くの利点を持っているが，交流-直流変換システムのコストが高いという問題がある．この問題を解決するために機器統合型変圧器(IPL)が考案された．
IPLのコンセプトは，変換器用変圧器内部に整流器などの外部機器を統合しシステム全体の小型化を図ることや，交流電界と直流電界の負荷が大きな場所を分離し絶縁設計を容易にすることなどにある．
今回，交流・直流絶縁分離が可能なIPLのコイル-タンク間の絶縁構造において，定常時と極性反転時の双方において電界を緩和させる構造を提案し，電界解析により定量的解析を行ったので報告する．

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